九州大学病院 救命救急センター/小児救命救急センター/集中治療部

診療体制

診療体制Medical Care System

外傷

高エネルギー外傷、多発外傷の重症例に対し「防ぎえる死 (preventable trauma death)」の回避を第一目標とし当センターの外傷専門チーム(一般外科、整形外科、形成外科で構成)を中心に院内各専門家(心臓血管外科、脳神経外科、放射線科など)とも連携し24時間体制で緊急手術、IVR(インターベンショナルラジオロジー)を含めた診療を行っています。急性期の治療を行った後は関連病院でリハビリテーションを行い、救命治療後の機能転帰の改善ならびに社会復帰を目指しています。

内科救急,集中治療

救急疾患の6割以上は内科系疾患です。循環器、呼吸器、脳血管疾患、感染症、中毒など重症内科疾患に対し集学的治療を行っています。当センターに専従する集中治療、循環器、呼吸器、脳神経、腎臓、感染症を専門とする医師を中心に院内各診療科とも連携し32床の集中治療病床(ICU,HCU)で治療にあたっています。外傷をはじめとする外科系救急疾患の全身管理も担っています。

脳血管障害,中枢神経疾患

急性期脳血管障害、重症頭部外傷、脳炎・脳症などあらゆる中枢神経系の急性疾患に対応します。脳血管障害については脳神経外科、脳血管内科と連携し24時間365日体制で専門医による血栓溶解療法、血栓回収治療などの急性期血行再建が施行可能です。ICUでは脳波モニタリングや神経超音波検査を用いた神経集中治療管理も行なっています。

呼吸器

重症呼吸不全(急性呼吸促迫症候群:ARDS、慢性呼吸不全の急性増悪)に対し麻酔科専門医、集中治療専門医、呼吸器専門医を中心に治療を行なっています。人工呼吸管理、非侵襲的陽圧換気(NPPV)、高流量鼻カニューラ(nasal high-flow cannula)などの補助換気に加え、最重症患者に対しては体外式膜型人工肺(ECMO:エクモ)を用いた治療も積極的に行なっています。

循環器

急性冠症候群、大動脈解離、肺塞栓症などの救急疾患の受け入れ、重症心不全患者の集中治療管理を循環器内科、心臓血管外科と連携し行なっています。緊急カテーテル治療、緊急手術も24時間体制で施行可能です。院外心停止に対する体外循環式心肺蘇生法(ECPR:ECMOを用いた心肺蘇生)も両診療科のバックアップのもと積極的に行っています。

感染症

主には種々の感染症に起因する敗血症性ショックなどの重症疾患をICUで行なっています。外科的処置が必要な症例についても当センター専従の外科系医師と院内各専門診療科の協力のもと緊急手術を含めた治療を行なっています。

重症熱傷

皮膚科、形成外科と連携し主に重症熱傷を対象とし集中治療を行なっています。

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